歴代会長の紹介歴代会長の紹介

肩関節学会40年史

第4回肩関節研究会

会長
土屋弘吉

 このたび、第4回肩関節研究会会長に指名されましたが、研究会発足の経緯について簡単にご紹介いたします。
 昭和49年10月18日の第44回中部日本整形災害外科学会の会期中に、徳島市において遠藤寿男先生が世話人となって第1回肩関節研究会が行われました。
 第2回肩関節研究会は、昭和50年10月29日に中部日本とは別箇に小田清彦先生が世話人となって山口市において開催されました。
 第3回肩関節研究会からは会長制を執ることとし、髙岸直人教授が初代会長となり全国規模の学会として昭和51年11月4日に福岡市において行われ、飛躍的に演題数が増え出席者も186名を数えました。
 第4回肩関節研究会会長に土屋が指名され、幹事の選出、会則の制定、機関誌の発行等が決定され、昭和52年11月4日に第4回肩関節研究会が横浜市において開催されました。
 本研究会は単なる従来の学会のような短時間の発表の場ではなく、共通の問題点について十分な時間をかけて意見の受理ができるような雰囲気を大切にして持続させてゆきたいと考えています。
 本研究会の誕生にあたってご努力された方々、ことに髙岸直人、遠藤寿男、小田清彦、信原克哉の諸先生に深く謝意を表します。

(文責 森岡 健)

(機関誌「肩関節」の創刊にあたって)