会長
山本龍二
経団連会館で山本龍二会長の下、開催されたこの研究会は、1会場で、1日で行う研究会としては最後になりました。
第6回肩関節研究会では、29演題と1つの招待講演でしたが、第7回では38演題、第8回では43演題と演題数が増加してきていました。これまでは1演題に5分間の討論も含め約10分の時間が取れ、討論を重要視する研究会としては理想的な時間配分でしたが、第9回肩関節研究会では、第7回肩関節研究会から小生が報告してきた肩関節鏡に関して東京逓信病院の池内宏先生の特別講演を山本龍二会長がプログラムに入れてくださったために、43演題と1つの特別講演を1日1会場で行うために、一般演題は3分の口演時間で4分の討論というぎりぎりの時間配分をせざるを得ない状況でした。そのため、翌年の第10回肩関節研究会からは2日間の開催という日程で行われるようになりました。抄録集を見なおしてみて、びっくりするのは、主題のセッション12演題を2時間30分で1セッションとして行い、それを信原克哉先生1人に座長をしていただいています。1演題の発表が5分ですので、7~8分の討論時間を設けていたことです。そして、この主題のセッションの最後を小生の発表にさせていただきましたが、その時に座長の信原克哉先生から「この長いセッションの大トリの口演です。」と紹介していただいたのが、まだ、印象に残っています。
また、参加者全員が交流を深める【全員懇親会】を山本龍二会長にお願いをして企画させていただき、「地域対抗カラオケ大会」で大いに盛り上がったのもこの研究会でした。
(文責 筒井廣明)
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第9回肩関節研究会会長
山本龍二先生