日本肩関節学会について

学会賞(髙岸直人賞)・国際論文奨励賞 受賞者

年度 受賞者 所属 演題名
1987(第1回) 久保山昌宏 福岡大学 肩関節の下方安定性における軟部組織の役割について—新鮮病理組織を用いた実験的研究—
1988(第2回) 今里有紀彦 昭和大学藤が丘病院 Loose Shoulder反復性肩関節前方脱臼および亜脱臼における三角筋大胸筋のコラーゲンの生化学的分析
1989(第3回) 福島充也 信原病院 Loose ShoulderにおけるGlenohumeral Rhythmの解析
米田 稔 大阪厚生年金病院 肩関節上方臼蓋唇付着部断裂に対する鏡視下Staplingの術後成績—投球障害肩を対象として—
1990(第4回) 庄司豊彦 東京警察病院 スポーツ選手における肩鎖関節脱臼の手術成績
1991(第5回) 中島知隆 東海大学 腱板断裂に対する棘上筋腱の材料学的および病理組織的特性の影響
村津裕嗣 神戸大学 動揺肩に対するinferior capsular shift法の治療成績に影響を及ぼした因子について
1992(第6回) 畑 幸彦 信原病院 動態関節造影における臼蓋前下縁損傷像の検討
1993(第7回) 伊﨑輝昌 福岡大学 上腕二頭筋関節唇複合体の骨付着様式に関する組織学的研究
原 寛徳 長崎大学 肩甲骨関節窩における関節唇と関節包の強度
1994(第8回) 山口拓嗣 神戸労災病院 腱板断裂における等尺性外転時正面画像による肩峰骨頭間距離の計測
1995(第9回) 皆川洋至 秋田大学 腱板を構成する筋の筋内腱—筋外腱移行形態について—
1996(第10回) 橋本 卓 産業医科大学 肩関節包内神経及び腋窩神経におけるRenaut小体の意義-慢性神経圧迫との関連-
1997(第11回) 中川滋人 星ヶ丘厚生年金病院 野球肩に見られる大結節部のNotchの病的意義
木戸忠人 秋田大学 腱板断裂肩における上腕二頭筋の上腕骨頭上方化抑制作用
1998(第12回) 村 成幸 山形大学 腱板広範囲断裂に対する一次修復の可否は術前予測可能か?
1999(第13回) 佐野博高 東北大学 自家大腿筋膜patch法における腱組織および腱骨付着部の再形成過程
2000(第14回) 小熊大士 札幌医科大学 腱骨結合部の早期再生過程における線維骨形成と再生膠原線維の結合形態:腱板修復モデルを用いた走査電子顕微鏡による観察
2001(第15回) 乾 浩明 大阪大学 臼蓋の形態からみた動揺肩の病態
2002(第16回) 船越忠直 北海道大学 生体吸収性材料を用いた肩腱板の再生に関する実験的研究
2003(第17回) 池上博泰 慶應義塾大学 肩甲切痕部での肩甲上神経剥離術—僧帽筋を分割してのアプローチの安全性と有用性—
2004(第18回) <基礎>三幡輝久 高槻赤十字病院 上腕骨過外旋による上方関節唇剥離と前方関節包弛緩が肩甲上腕関節動揺性と回旋可動域におよぼす影響 -屍体肩を用いた研究-
<臨床>西須 孝 千葉県こども病院 乳幼児化膿性肩関節炎の予後-上腕骨の成長障害と肩関節不安定性について-
2005(第19回) <基礎>山本宣幸 秋田大学 どのような大きさのHill-Sachs損傷が治療対象になるのか?—屍体肩を用いた関節窩と上腕骨頭の接触域に関する研究—
<臨床>阿部秀一 秋田大学 腱板断裂肩における肩甲上神経の走行
2006(第20回) <基礎>横矢 晋 広島大学 骨髄由来間葉系幹細胞を用いた腱板再生 -組織評価と力学的強度測定-
<臨床>松本 大 北海道大学 新しい肩甲上神経ブロックの開発 -屍体肩を用いた検討-
2007(第21回) <基礎>光井康博 久留米大学 腱板断裂由来肩峰下滑液包線維芽細胞に対するヒアルロン酸の影響
<臨床>石毛徳之 松戸整形外科病院 アンカーを用いない鏡視下腱板修復術の治療成績
2008(第22回) <基礎>立入久和 京都府立医科大学 GFPラット腱板断裂移植腱モデルを用いた宿主および移植腱細胞の役割
<臨床>松木圭介 帝京大学ちば総合医療センター T2マッピングによる腱板筋の脂肪浸潤の定量的評価
2009(第23回) <基礎>糸魚川善昭 東北大学 ラット腱板断裂モデルを用いた腱板断裂後筋組織内脂肪浸潤の分子生物学的解析
<臨床>山本敦史 群馬大学 姿勢異常が肩関節痛および腱板断裂に及ぼす影響
2010(第24回) <基礎>落合信靖 千葉大学 ラット肩関節拘縮モデルにおける感覚神経に関する検討
<臨床>木島泰明 町立羽後病院 腱板断裂保存治療例の長期予後
2011(第25回) <基礎>木田圭重 京都府立医科大学 母床からの骨髄由来細胞は腱板修復部に移動する
<臨床>黒川大介 東北大学 治療が必要なHill-Sachs損傷はどれくらいあるか?
2012(第26回) <基礎>森川大智 順天堂大学 腱板付着部変性における酸化ストレスの寄与
<臨床>小林 勉 群馬大学 一般住民検診における変形性肩関節症の有病率とリスクファクター
2013(第27回) <基礎>設楽 仁 群馬大学 反復性肩関節前方脱臼における中枢神経の代償性変化-fMRI研究-
<臨床>菊川憲志 熊本総合病院 腱板断裂肩における断裂型と小円筋の状態
2014(第28回) <基礎>徳永琢也 熊本大学 整形外科 血小板由来成長因子含有ゼラチンハイドロゲルによる腱板修復促進
<臨床>水野直子 市立豊中病院 整形外科 日本人の肩甲骨関節窩―フランス人との比較検討―
2015(第29回) <基礎>永元英明 東北大学 Transosseous equivalent法後の腱のひずみ―新鮮屍体での研究―
<臨床>八田卓久 メイヨークリニック 患者喫煙歴が人工肩関節置換術の術後合併症に及ぼす影響
2016(第30回) <基礎>仲川春彦 舞鶴赤十字病院整形外科 肩腱板修復後の腱骨接合部における骨髄由来細胞の分化形態
<臨床>松村 昇 慶應義塾大学医学部整形外科 三次元磁気共鳴画像法を用いた腱板構成筋の定量的解析
2017(第31回) <基礎>米満龍史 熊本大学大学院生命科学研究部整形外科学分野 陳旧性腱板断裂修復後のFGF-2による修復促進効果
<臨床>中邑祥博 中国労災病院 整形外科 保存治療を行った腱板断裂の疼痛関連因子 -MRIによる検討-
2018(第32回) <基礎>白澤英之 慶應義塾大学 医学部 整形外科 レチノイン酸受容体アゴニストによる腱板断裂後脂肪浸潤の抑制
<臨床>無藤智之 信原病院 バイオメカニクス研究所 整形外科 腱板修復術の術後満足度に影響を及ぼす術前と術中因子の検討
2019(第33回) <基礎>井上和也 奈良県立医科大学 スポーツ医学講座 Bankart修復術後の関節窩骨吸収 ー有限要素法を用いた検討ー
<臨床>品川清嗣 東北大学病院 整形外科 初回脱臼に対する外旋位固定の有効性 ー統合解析による検討ー
2020(第34回) <基礎>高田裕平 稲城市立病院 整形外科 腱板断裂後の筋内脂肪浸潤には加齢と時間経過が必要である
<臨床>廣瀬毅人 大阪大学大学院医学系研究科 整形外科 アンカー挿入位置がBankart修復術後関節窩前縁変化に与える影響
2021(第35回) <基礎>篠原一生 神戸大学大学院医学研究科 整形外科 Stump分類に基づくAGEsの腱板脆弱性への影響
<臨床>古旗了伍 慶應義塾大学 医学部 整形外科 腱板広範囲断裂における単純X線変化の進行因子
2022(第36回) <基礎>上原弘久 順天堂大学附属浦安病院 抗酸化剤は腱板修復部における腱骨間癒合を促進する
<臨床>有野敦司 東北大学大学院 医学系研究科 整形外科学分野 腱板断裂患者における脂肪化と筋萎縮ー平均6年の前向き調査ー
2023(第37回) <基礎>飯尾亮介 大阪公立大学大学院医学研究科 整形外科 PTHはラット腱板断裂モデルの脂肪浸潤・筋萎縮の進行を抑制する
<臨床>土山耕南 兵庫医科大学 整形外科学教室 リバース型人工肩関節における術中の神経ストレス評価
年度 受賞者 所属 論文数
2022年 高山和政 倉敷中央病院 整形外科 4編
芝山雄二 札幌医科大学 整形外科 3編
長谷川彰彦 大阪医科薬科大学 整形外科 3編
2023年 中川滋人 行岡病院 5編
川真田純 徳島大学運動機能外科 4編
高山和政 倉敷中央病院 整形外科 3編
2024年 中澤克優 大阪公立大学大学院医学研究科整形外科 4編
川島 至 名古屋大学整形外科 3編
伊藤 雄 社会医療法人 朋仁会 整形外科北新病院 3編
高山和政 倉敷中央病院 整形外科 3編

JOIN JSS

入会のご案内

JOIN JSS

日本肩関節学会では、肩関節に特化した専門知識の交流・情報共有の場を設けており、学術集会や学会誌などで最新の研究成果や技術情報を入手し専門家と交流することができます。 医師、研究者、医療従事者等の皆様の入会を歓迎いたします。